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iPhoneまでもがINFOBARと同じ道をたどり、そしてコアなファンが消える?-iPhone新機種発売に関連して-

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iPhoneの新機種「iPhone5S」と「iPhone5C」が、auとSoftBankで発売されることが決まり、どちらもすでに予約受付を開始している。ちなみに、docomoからiPhoneが発売されるという話については、docomo公式に「そんな話はないしAppleとそんな話すらしていない」との発表がある。またしても誤報?ということか。

※すみません、ウソ書きました。2013年9月16日現在、docomoでも予約受け付けしています。お詫び申し上げます。

 

新型iPhoneはカラーバリエーションが増えたこと、廉価版とされる「iPhone5C」を含めた2モデルを用意したこと。
これらがいままでのiPhoneの発売とは違う新しい販売戦略ではないだろうか?

 

この話を聞いてぼくがかねがね主張してきたことをもういちど書いておきたくたくなりました。

 

 

●熱烈なファンがいる人気機種の”安売り”ってどうなの?

 

今回のiPhoneの発表を聞いた時、最近のINFOBARの扱いのことが頭に浮かびました。

 

INFOBARがスマートフォンになった途端。INFOBAR A01,INFOBAR C01,INFOBAR A02と毎年のように発売されている。

INFOBARは確かに個性的で魅力的な端末ですが、ここまでの流れの中に「”INFOBAR”というネームバリューの安売り」を感じてしまいました。

 

A02に関しては、INFOBARという名前をつけずiidaブランドの他の端末、もしくはINFOBARのイメージを受け継いだ兄弟機やスピンオフ機という扱いであれば、喜んで購入していました。なぜならINFOBARは「細長い棒きれ状でタイル上の物理キーがある」のが特徴だと思っていて、A02にはINFOBARのその特徴がないからだ。

 

ヘタにINFOBARという名前を付けただけに、そこにINFOBARというネームバリューを利用しようという戦略が見え隠れして、素直に応援する気にはなれなかったし、INFOBARやiidaとは距離を置きたくなったほどにガッカリしてしまいました。

 

iPhoneをはじめAppleの「iシリーズ」の歴史はもっと古く、その頃からのファンは今回の発表をどう感じているのだろうか?と、とても気になるところです。

Appleの製品は「白」のイメージがあるのはぼくだけでしょうか?シルバーやブラックのカラーリングやメタルな質感も高級感があり、それはそれでよいと思います。

 

ですが、長年かけて作り上げてきたブランドイメージをApple自らの手でいとも簡単に壊してしまったような気がしてならない。

 

 

コアなファンがいるブランドのネームバリューに頼り、ファンをがっかりさせていては本末転倒ではないだろうか。

これは日本メーカーの販売戦略にも通じるところがあって、人気がでたテレビブランドの名前をつけてケータイをずっと販売しつづけたり、スマートフォンになってもあいかわらず「◯◯フォン」などと名前をつけて販売しているのは、見ていてあまり気持ちがいいものではない。見方を変えれば「企業って新しい提案ができなくなっているのでは?」とか「新しいブランドの確立なんて考えていないのでは?」といらぬ心配すらしてしまう。

 

”どうしてそのブランドが人気になったのか?”その原点をもっと大切にはできないものだろうか。

「情報社会でめまぐるしく状況が変わる。それに合わせて売り方も変えなければいけない。あたらしい販売手法をつかわなくちゃいけない。」とどこか勘違いしているような気がしてならない。

 

時代が変われど、人がファンになる真理になんていまも昔も大差ないし、お金を払って買いたくなる理由なんてほとんど同じなんじゃない?

根拠はないが、ただそう思う。本当にそう思う。

 

●企業やデザイナーの提案・主張 or ユーザーの要望 ???

 

あたらしくモノが作られる時、それに込められた想いやコンセプトは2つに大別できる。

ひとつは企業やデザイナーの主張や提案であり、もうひとつがユーザーの要望を形にしたり需要に応えることではないだろうか。

 

INFOBARが作られるきっかけとなった”au design project”やその意志を受け継いだiidaの立ち位置は概ね前者であったはずで、そこに大きな共感と感動を受けたあの頃のぼくです。結果としてそのスタンスだったから製品が売れなかったからかどうかはわからないが、そうした主張がここ数年ぶれているように感じてしまう。ブレるだけならまだしも、ユーザーに媚び始めた印象さえ受けてしまってとても残念に感じてしまう最近のiida。INFOBARしか発売されない現状がそれを露骨に表しているのではないでしょうか。

 

ブレるのはかまわないが、それならばあらためて新しくコンセプトやその想いを公式に発表し、ユーザーに届けてほしいものです。そういう過程にこそ”ファンがファンでありつづける理由”があるのではないでしょうか。

 

iPhoneはどうでしょう。
今回の新機種の発表。ジョブズが何十年も思い描いた理想の未来に近づいているのでしょうか?それともジョブズがいない今、Appleにとってジョブズの意思はそれほど重要ではなくなってしまったのでしょうか?

 

カラーバリエーションを増やす。廉価版を用意する。


そこにはやっぱりiPhoneとかAppleらしさが感じられないし『ユーザーの要望を形にしたよ!』とユーザーに媚びる感じがどうしても拭えない。やっぱりどこか解せない。

Appleってそんな企業でした?

他の機種やメーカーとの明確な違いも薄れてしまったようにも、そこにジョブズの意思があるとも思えないし、せっかくのブランディングが台なしになってしまった気がしてならない。

 

Appleは一度、ジョブズをAppleから追い出している。その間に業績が悪化し、ジョブズをAppleに呼び戻したという話は有名な話である。

再びこのような事態にならないことをただただ願うばかりである。

 

 

●「iPhone新機種発売とINFOBAR」考察のまとめ

 

ぼくがなにかを買う時。単純にその物への対価としてだけでなく、その物を作る人の想いや願い、そこにある職人の技術力など、その物の”背景”に対して感動したりワクワクしたり共感したりできるものにお金を払いたい。

 

スマートフォンという時代の先端の代名詞とも呼べる分野においては特に!その道のプロたちの熱い想いが詰まった端末に共感して感動してお金を払いたいのです。

他に選択肢がないから…というネガティブな理由での買い物はしたくないのです。

 

一本の軸・柱がしっかりとあってブレずに作り続ける”職人魂”を形にしたようなブランドや端末との出会いを楽しみにしています。

 

ではでは。

iPhoneまでもがINFOBARと同じ道をたどり、そしてコアなファンが消える?-iPhone新機種発売に関連して- iPhoneまでもがINFOBARと同じ道をたどり、そしてコアなファンが消える?-iPhone新機種発売に関連して- Reviewed by Jean Kamikaze on 9/14/2013 Rating: 5

2 件のコメント:

  1. 最近のAppleは株主の顔色を伺っている感じですね。

    世界中を見ると、Androidがシェアを伸ばしています。
    安いからです。
    日本の価格設定が、異常なので、やはり安くしてそのお国のレベルに合わせるしかないかと。
    しかし、蓋を開けてみたら、5Cと5Sの値段が変わらないですね。

    5S、64bitなのにRAM大丈夫と言う不安がありますね。アプリ不安定にならないか?
    5C、5のバグとりでなかなか良いのでは、auは5を引き取って5Cに変えるべきかもね。

    まあ、日本メーカーがコレでどれくらい対策をしてくるのか楽しみです。

    おかけで、仕事が・・・。おっとやばい情報(;^ω^)

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    1. ねおむんさん、どもどもです。
      コメントありがとうございます。

      やっぱりそれなりに売れちゃうんでしょうね。
      ぼくの周りのガラケから乗り換え組は『iPhone買っておけばいいんでしょ?』って感じで、
      「スマートフォン=iPhone」と認識してる人が多いですからね。

      で、それに味をしめてまた同じようなことを…という展開になったらなんだか切ない気持ちになりそうです。

      日本企業はどうするんでしょうかね。
      たしかに気になります。


      ヤバい情報、ありがとうございました。
      今後ともよろしくっす。

      じーん

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